今年の国試の合格点は…?

こんばんは。オッサン社会福祉士です。

今月、第30回社会福祉士の国家資格があり、今回の試験の合格予想点が様々なサイトで見られる様になっております。

 

今年の試験のレベルは良くわかりませんが、合格予想点を98点と予想されている先生もいらっしゃる様で…。社会福祉士の国家資格の認知度が高まり、それに比例して受験生のレベルが上がったのであれば、これ程嬉しい事はない、と個人的には考えているのですが…(-_-)

 

受験を志したのであれば、合格するに越した事はありませんが、私が受験した時のように 社会福祉士への期待があまりに大きすぎると、実際の就職や待遇で大きく痛い目に遭う事も現実です。確かに社会福祉士は士業ですが、あくまでも名称独占資格で、医師や薬剤師、ナースの様に資格が無ければ業務を行えないものとは大きく異なります。

 

私の勤務する病院でも、無資格で私以上の業務をこなすクラークはいくらでもおります。

社福祉を持っていると確かに一定の格好はつきますが、現場では何が出来るかの実践力の方が求められているのが現実です。

ですから、就職の場合でも経験値の方が勝ってくるのでしょう…。

 

民間企業の営業を40代後半までやってきて、そこから福祉業界未経験で社福祉を取得しMSWとして過ごしている私の率直な感想を述べさせて頂きました。

 

結論…社福祉となってからが新たなスタートで、それをどう活かすかも、自分次第、という事だと思います。

 

ですので、今年の国試の合格点🈴に関しては、その後の社会福祉士としての生活にあまりにも期待が高まらず、6割に適正な90点として欲しいと思いますし、期待の大きすぎる方の試験通過はそれほどでもない世界に是非がっかりされない様に調整していくべきでしょう。

これも国家資格として認めた国の責任でしょうね!